ジュラコンとは
- ジュラコンとはポリアセタールコポリマー(polyacetal, polyoxymethylene)(記号はPOM)で作成された樹脂(プラスチック)である。類するものにユピタールがある。デルリン(Delrin)はポリアセタールホモポリマーで作成された樹脂である。
- 自己潤滑性があり、軸受けなどに使用されているので、エンジニアプラスチックに分類されています。機械部品などには、欠かせない素材です。
- 摩擦係数が低い部類に属します。
- ジュラコンPOMは高い結晶性のプラスチックに起因して原色が乳白色であり顔料にて、着色を行います。丸棒や板には、原色と黒色がある。
- 酸素指数が15であり、燃えやすいプラスチックであり、難燃性のグレードはないとされています。
- 繊維機械など油を嫌う部品に採用されています。
- 分子構造に酸素原子が多く含まれているため酸素指数は15であり、最も燃えやすいポリマーのひとつである。
- POMホモポリマーは175の融点を持つ、コポリマーは162の融点を持つ物質である。
- ジュラコンはバネ性にとんだ材料である。これを利用して、ボールペンをポケットにかけるバネに使われています。
- ジュラコンに傷(ナイフなどでつける)をつけますと、その部分から、パキット折れます。(ノッチをつけると割れるとも言います。)